ピンポンパールメダカの繁殖にまた失敗|全滅する高難易度

メダカは水温が25度前後に管理された水槽であれば、一年中産卵と繁殖を繰り返していますが、夏場の気温が40度位になる真夏日が連日続くような天候のときに、水草などに産み付けられたメダカの卵からは、低確率ですが形状異常のメダカが誕生します。

ダルマメダカと呼ばれている極端に胴の短いメダカも、こうやって胴体が短いメダカを選別して掛け合わせていき、より胴体が短いメダカを固定化して、それをダルマメダカという商業用の名称で売り出して現在ではその名称が広く認知される状態になります。

他にも背中がくの字型に曲がったメダカとか、頭が2個ついている双頭メダカ、ピンポンパールみたいに胴体が膨らんだ可愛いメダカなどが生まれてくるので、その際にピンポンパール系のメダカを選別して何とか固定化して増やしていきたい実験をしてます。

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ピンポンパールメダカの繁殖にまた失敗|全滅する高難易度。

 

毎年、一定確率で誕生する金魚のピンポンパールみたいに、お腹の部分がピンポン玉みたいに膨らんだメダカなんですけど、この繁殖と固定がかなり難しくなっていて、毎回失敗して全滅してしまっているのですが、今回も残念ながら全滅してしまいました。

何故か?、ピンポンパール見たいなメダカは中々産卵をしない傾向があり、もしかして三倍体みたいに繁殖能力がオスとメス両方にないのかもしれませんが、中々繁殖をして固定化が出来ないので、成功したら商業的な価値が出てきそうですけど、難しい。

ただ、お腹がピンポン玉みたいに膨らむ奇形と言っても、2年位の寿命はありますので、内臓に異常などはなくてノーマル形状のメダカよりも若干寿命が短いくらいなのは分かっていますから、今後も何とかピンポンパールメダカの繁殖に成功したいですね。

 

 

ピンポンパールメダカは何故か白メダカしか誕生しない謎。

 

ピンポンパールメダカの面白いところは、何故か白メダカしかこの形状のメダカは誕生しない状態になっていて、環境の影響なのか?、遺伝子の影響なのか?、理由はよくわかりませんが、ピンポンパールメダカは全て白メダカばかりなので不思議ですね。

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また、ピンポンパールメダカは奇形のメダカなのですが、寿命が2年位はもちますし、大きさも4㎝位まで成長するので、お腹がパンパンに膨らんでかなり可愛いですし、泳ぎ方も金魚のピンポンパールのように、中々まっすぐ進めないのがポイントですね。

今年も7月から9月にかけては相当な猛暑になることが予測されていますので、その際に屋外水槽にメダカの卵を大量に移動させておき、高温状態が継続して通常とは異なる形状のメダカが誕生しやすい環境を作ってから、後はひたすら孵化を待ち続けます。

 

 

今年も諦めずにピンポンパールメダカの誕生を待ち続けます。

 

現時点で、ピンポンパールメダカは全滅してしまい、結局繁殖させて固定させることは出来ませんでしたが、これまで定期的のこのタイプのメダカが誕生している環境なので、形状は通常でもピンポンパールの遺伝子を持っているメダカは沢山いるはずです。

なので、諦めずに今年もまたピンポンパールメダカの稚魚誕生を心待ちにして、メダカの繁殖をしていきたいと思っているのですが、ダルマメダカを作って固定した人が誰なのかは知りませんが、相当な時間をかけて苦労をして今の形状を作ったのでしょうね。

金魚のピンポンパールのように本当に胴体がピンポン玉のようなメダカ、更に何故か白メダカしかこの形状にならないって謎についてはよくわかりませんが、少なくともこのタイプのメダカが誕生する遺伝子を持つメダカは大量にいますので再チャレンジです。

ピンポンパールメダカの繁殖と固定化に興味がある人は、これから暑くなる時期で一年間に3ヶ月ほどしかチャンスはありませんし、ヒーターで水温を40度にするのは危険で電気代も高いので屋外での環境で自然孵化が基本なので是非チャレンジして下さい。



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