淡水エビ用で簡単に初心者でも育成できる水草は何?

ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプ等の飼育が容易な淡水のエビを飼育していて、その飼育水槽で簡単に育成できる初心者向けの水草は何でしょうか?、と質問された場合、多くの人がウィローモスって答えるのではないかと思いますが如何でしょう?

ウィローモスというのは、実際には水草というよりも苔といった方が適切なのかもしれませんが、地中に根っこを伸ばさない水中で綿菓子のように膨らんで増殖していく水草のことであり、育成も容易で価格も安くて、エビの隠れ家にも最適な水草になります。

ウィローモスの場合、ホームセンター等でも一カップで500円位で販売されていることが多くて、価格も安くて購入しやすいだけでなく、育成も容易で照明も適当で良くて、レイアウトを気にしないのであれば、そのまま水槽に放り込んでおけば良いです。

 

 

淡水エビ用で簡単に初心者でも育成できる水草は何?

 

初心者でも育成できて、二酸化炭素のボンベも必要なく、オーバーフローだろうが上部フィルターだろうが、条件次第では照明がなくても育成することが出来るのがウィローモスであり、綺麗に照明を当てて育てると、神秘的な育ち方をするのも特徴です。

例えば、ADAのネイチャーアクア系の水槽で見られる、自然界のシダのようなデザインの水草の正体もウィローモスを流木などに絡めて育てたものであり、レイアウト重視の水草では流木や石等にウィローモスを巻きつけて使うことが多く、見た目も綺麗です。

更にはウィローモスは稚エビの隠れ家になりますから、メダカやネオンテトラ等の小魚と淡水のエビを同じ水槽で飼育した際に発生する重大なトラブルでもある、稚エビを食べられてしまう状態を防ぐことも出来ますので、淡水エビの水槽には欠かせません。

 

 

ウィローモスが上手く育てれない初心者の人はマツモがお勧め。

 

ウィローモスは特に何もしなくても育てることは容易であり、放置しておくと水槽を埋め尽くすくらいにまで爆発的に増えていく水草ではあるのですが、初心者の人の水槽環境によっては、それでもウィローモスが上手く育たずに困ってしまうことがあります。

ホームセンターに行けば、ワンカップで500円前後で売られている事が多いウィローモスですが、それでも原因不明で全滅しまって、また購入をし直すのは、初心者の人にとってかなりの負担になりますので、何度も同じ水草を購入するわけにも行きません。

ウィローモスには南米ウィローモスといって、巨大なジェラシックパークの森のように成長をするタイプの種類などを筆頭に実は結構な種類があって、環境によっては育ちにくい種類もありますので、その場合は格安で売られているマツモがお勧めになります。

 

 

最も容易に育てることが出来て価格も安く初心者でも安心なマツモ。

 

ウィローモスは稚エビの隠れ家になりますので、淡水エビを育てるのであれば、メダカやランプアイ等の小型の魚と同じ水槽で飼育をしても、稚エビが安心して食べられない大きさまで育つことが出来る隠れ家になるウィローモスは大変役に立つ水草です。

また、ウィローモスはメダカの産卵床としても最適であり、更にはメダカが産卵した場合卵の判別が大変容易になると言った素晴らしさも兼ねているのですが、環境により何度育成しようとしてもウィローモスが育たない場合は一旦マツモの育成がお勧めです。

マツモはホームセンターに行けば必ず売られていると言っても過言ではない水草であり、育成は本当に簡単で適当に水槽に放り込んでおくだけで、ぐんぐん成長しますし、屋外の水面が凍りつくような環境でも全く問題がなく、稚エビの隠れ家になります。