メダカの飼育をしていると水槽の中でメダカたちが喧嘩をしている光景を見ることがあると思いますけど、その喧嘩が頻繁に発生してしまい、気がついてみるとメダカが次々と死んでいくことになり慌ててメダカの喧嘩を止めさせようと考えることになります。
この場合、どのような方法でメダカの喧嘩を止めさせてメダカが死んでしまう対策をすればよいのかと言えば、先に答えを言ってしまうと、メダカの喧嘩とメダカが死んでしまう原因は全く別であり、偶然それらが同時に発生しているのでそう見えるだけです。
確かにメダカは水槽で飼育をしていると喧嘩をすることがあるのですが、これは縄張り争いをしているからであり、メダカは体当たりをして自分の縄張りに入ってくる他のメダカを追い払いますが、ミナミヌマエビやヒメタニシと喧嘩をすることはありません。
メダカが喧嘩をする相手は必ずメダカだけであり、メダカ以外の生き物と水槽の中で喧嘩をすることはありませんのでメダカが喧嘩をしている場合は必ず他のメダカが水槽の中にいることが多くて、縄張りになるような水草や流木がセットされているはずです。
喧嘩をしたメダカが死んでいくのは必ず他に原因があります。
メダカの場合、喧嘩をすると言ってもプレコなどのように相手が死ぬまで体当たりをしずつけることはありませんし、ピラニアのように相手が死ぬまで噛みつき続けることもありませんので、喧嘩と言っても殆どが警告のようなもので直接な被害はありません。
メダカ自体が自然界ではあらゆる生き物から捕食されてしまう立場にありますので、相手が死ぬまで喧嘩をしているようでは簡単に絶滅してしまいかねませんし、体も小さく臆病なメダカの場合、危険を感じたらすぐに逃げるだけですから逃げるが価値です。
その為、メダカが頻繁に喧嘩をするようにあった後に、メダカが次々死んでしまう場合は、喧嘩そのものが原因ではなくて水槽の水が悪化しているとか、特定の病気が発生している可能性がありますので、水槽の中で発生している異常を調べる事になります。
異常を調べると言っても大変わかりにくい場合もありますので、死んでしまったメダカの死体を見て白い点々が沢山付いているとか、尾ひれがぼろぼろになっているとか、エラが開いているとか目が飛び出している場合は病気が蔓延している可能性があります。
喧嘩をしていたメダカが死んでいく場合は水換えと飼育数を増やす。
まず、メダカが喧嘩をしていることと、喧嘩をしていたメダカが次々と死んでしまうことは全く別の要因ですから、この2つは切り離して考える必要がありますので、最初にメダカが死んでしまう水の汚れについての改善をする為、多めの水換えを行います。
メダカが病気になっている場合は、塩分濃度を増やす方法もありますが、そのような事をしてもメダカの場合は一度病気になってしまうと回復不能になっていることも少なくなくて、塩分が水槽に与える影響も大きい為、何度も水換えを行い対策を取ります。
ただし、濾過フィルターが目詰まりをしてしまっいて、濾過フィルターが正しく機能していない場合もありますので、必ず濾過フィルターの点検を行い、濾過フィルターに問題がないかを確認して、状況により濾過フィルターを強化することも検討します。
60㎝以下の水槽でメダカ飼育ならエーハイム2213を追加すれば安心。
暫く水換えを何度かあまり1回では変えすぎない程度に行い、濾過フィルターの点検を行い、濾過フィルターが正しく機能しているのであれば、次第に水質が改善されていき、メダカが原因不明で死んでいく要因を回避できますので焦らず対策をとります。
後はメダカの喧嘩を防ぐ方法としては、飼育しているメダカの数を増やすか、縄張りになっている水槽内の障害物を撤去するなどでメダカの喧嘩を防ぐことは出来るのですが、基本的にはメダカの喧嘩は放置しておいても全く問題はありませんのでご安心を。
サイズが60㎝以下の水槽の場合、濾過フィルターエーハイム2213を追加すれば、確実に濾過能力が不足することはメダカの飼育の場合はなくなりますので、予算が許すようでしたらエーハイム2213を購入して濾過能力をアップデートして下さい。