アクアリウム初心者が買うことになる水槽はガラス水槽

これまで全く未経験の方が何かしらの方法でメダカなどに興味を持ち、新規にアクアリウムを始める場合、最初に飼育器具である水槽を購入またはなんらかの方法で入手しないといけないのですが、その際に水槽についてもよく分からないことも何かと多いものです。

一般的な人を購入対象にしている水槽の場合、大きく分けてガラス水槽とアクリル水槽という2種類の異なる素材で作られている水槽があり、アクリル水槽に関してはさらに2種類の品質を大きく決めるような製造方法があります。

こちらについては別に詳しくその製造方法までを知る必要はありませんが、水槽には大きく分けてガラス水槽とアクリル水槽という2種類の素材が異なる水槽があると思っておけば大丈夫です。

スポンサードリンク


プラケースとか発泡スチロールも水槽として利用できるのですけど、一般的には室内に長期間において設置するには不向きですし、それらを水槽と呼ぶことはありませんから、こちらについては例外的な水槽と理解しておいて問題ありません。

水合わせの際とか、屋外に設置するとか、そういったい利用時には濾過フィルターや照明なども必要ない為、これらもそのまま放置で良いわけですから完全な水槽として利用することはできます。

 

 

初心者の方が初めて手にする水槽はまずガラス水槽です。

 

こう書いてしまうとなんだかよく分からない状態になってしまうかもしれませんけど、初めて水槽を購入する人が手にするのは間違いないくガラス水槽になりますから、水槽の素材がアクリルなのかガラスなのかを事前に気にする必要は通常はありません。

初めて購入する水槽が150cm水槽でアジアアロワナを飼育するような人であれば、例外的にアクリル水槽を初めて手にすることになるのでしょうけど、普通の人はいきなりそのような高額で大型の魚の飼育をすることはまずありません。

ただし、事前にどのような水槽があるのかについては知っておいた方が良いことが多いですので、自分が購入しようとしている水槽がガラス水槽なのかアクリル水槽なのかくらいは知っておいた方が無難と言えます。

 

 

なぜ?初心者の人はガラス水槽を購入することになるのか?

 

ここである疑問が出てくると思うのですが、初心者の方がメダカ等の飼育を始める際、いわゆるアクアリウムを始める際にはなぜ?ガラス水槽を購入するのか?といった話が出てくると思います。

スポンサードリンク



アクリル水槽の方が見た目も継ぎ目が全くなくきれいですし、割れませんし、重さも軽いわけですから、購入者の立場からすればアクリル水槽の方が良いのでは?といった気持ちが出てきてもおかしくはありません。

そんな訳で、ガラス水槽とアクリル水槽の違いを理解した初心者の方がホームセンターに行って色々な水槽を確認しつつ、アクリル水槽がないかを探すことになっても、まずアクリル水槽自体が売られていないことに気がつきます。

 

 

一般向けのサイズの場合、アクリル水槽は価格が高くなるのです。

 

確かに傷がつきやすいと言ったデメリットがアクリル水槽にはありますから、その点は扱いにくいという理由がある為、一般的なホームセンターなどで売られていないのかな?と思うかもしれませんが、実はこの理由はもっとシンプルです。

初心者の方がアクリル水槽ではなくてガラス水槽を購入することになる理由というのは、単純にガラス水槽の方が価格が安いからであり、いわゆる低コストで大量生産をすることができる商品だからです。

それとは反対にアクリル水槽の場合はサイズが60cm前後の水槽の場合は、販売価格が2倍から3倍以上に跳ね上がってしまいますから、とてもではないのですが、一般的な勝者には受け入れられないのです。

ただし、水槽のサイズが120cmを超えるくらいから、状況は逆転してアクリル水槽の方がやすくなり、ガラス水槽の方が価格が高くなる傾向にありますので、初心者の方がいきなりこのサイズの水槽を購入することは殆どないでしょうからガラス水槽が圧倒的に多くなる訳です。

メーカー側からすれば、水槽の素材の性質を全く理解していない初心者の方にコストの高い水槽を売ってしまった場合、価格が大変高いのに傷がつきやすいため、後々で変なクレームが殺到する恐れもあります。

 

 

最初から60cm以下の水槽でもアクリル水槽を購入できるのか?

 

一般的なホームセンターなどでは、アクリル水槽は殆ど取り扱われていませんが、ある程度割高になっても、軽量で女性でも扱いやすいアクリル水槽が欲しい場合はネットの専門店などにオーダーすれば普通に取り扱っています。

この場合、水槽単体での購入になりますから、他の照明や濾過フィルターなどは全て別に購入することになるのですけど、後々のことやガラス割れの事故のことを考えて最初からアクリル水槽の性質を理解して購入を検討するのも一つの選択肢になります。



スポンサードリンク