ミナミヌマエビで東京湾のハゼを釣ってみよう|夏の終わりに最適

一年のうちで、最も気温の上昇率が大変激しい5月くらいから8月にかけて、ミナミヌマエビを単独飼育していると知らない間に爆発的に繁殖をしていきます。

その繁殖する数は天敵が全くいない飼育下であれば半端な個体数ではないため、びっくりするくらいの繁殖力を見れば誰しも嬉しくなってい舞う事でしょう。

そして、水槽の中を覗いてみると、大きな個体からとても小さな個体まで、水槽の中は大きさの異なるミナミヌマエビだらけになっている光景を目にする事になります。

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ミナミヌマエビの繁殖がなかなか出来ない人は、春から秋にかけて、屋外水槽にてミナミヌマエビの単独飼育をしてみると簡単に繁殖させることができますので、室内水槽での飼育は一度断念した方が良いでしょう。

室内水槽にてミナミヌマエビを繁殖させようと思ったら、それなりの安定した環境を構築していることが大前提になりますから、初心者の方には結構難しいですし、ミナミヌマエビの単独飼育ではなくて、メダカなどの魚の飼育もしたい人が多いでしょうから、やはり爆発的な繁殖は屋外水槽がお勧めです。

ただし、屋外飼育の致命的な欠点は、冬場になるとミナミヌマエビは繁殖しなくなるため、その際には現状の個体数を維持できれば良い事になりますから、冬場に繁殖をさせたい場合はヒーター付きの室内水槽しかありません。

 

 

爆発的に増えたミナミヌマエビを放置しておくとどうなるのか?

 

単独飼育をしていると爆発的に増えていくミナミヌマエビなのですが、たくさん増えているから嬉しいといってそのままにしていると、どうなってしまうのかと言えば、いつの間にやら個体数も減ってしまって、水槽の容量に比例した個体数に激減してしまいます。

この辺りは自然の摂理と言えますし、大変よく出来ている仕組みですから、生き残る事ができる強い個体のみが生き残り、弱い個体から倒れていってしまい、その他のミナミヌマエビの餌としてその生涯の終わりを告げる事になります。

単なるほかのミナミヌマエビの餌になるために生まれたきた個体は可哀想かもしれませんが、自然界ではそれが当たり前の事である事を理解すれば納得できると思います。

もちろん、水槽の容量やろ過能力を無視して、大量の餌を与え続けたら、ある程度の限界までは増えすぎた個体も成長していきますが、一定の限度を超えた時点で、水槽の環境が崩壊していまい、一気に全滅をしてしまう可能性もゼロではありません。

いくら屋外水槽の環境が優れていると言っても、やはり、水のろ過機能には水槽サイズに比例した限度がありますから、個体数が爆発的に増えた場合で、その個体の大部分を成長させたい場合は、水槽を大きくするか、水槽の数を増やすしか選択肢はありません。

よって、夏場であれば、毎日のように爆発的に増殖するミナミヌマエビの個体数を全て成長させたいと思った場合は、無限に水槽を追加できるくらいの環境が必要になります。

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爆発的に増えたミナミヌマエビで東京湾のハゼを釣って楽しもう。

 

水槽を毎年のように無限に追加できる人ならそれでも良いのでしょうけど、世の中にはそういった人の方が少数派でしょうから、爆発的に増えたミナミヌマエビ全ての飼育をする事はできませんし、それが自然にいなくなるのも有用的ではありません。

よって、増えすぎたミナミヌマエビを使って、いろいろな楽しみ方を考える事ができるのも、ミナミヌマエビを飼育している人の醍醐味であり、他の生き物の飼育をしている人では、実現も難しい事になります。

その一つの方法が、東京湾でミナミヌマエビが爆発的に増える時期と合わせて、大量発生するハゼであり、生まれてきたハゼは夏の終わりころからサイズも大きくなり、いい感じで食べ頃になります。

そのため、東京湾のハゼをミナミヌマエビを使ってたくさん釣りあげる事により、ミナミヌマエビの新しいメリットが発生しますから、是非ともチャレンジしてほしいと思います。

別に東京湾でなくても、ハゼは河口付近であれば日本中どこにでもいる魚ですから、2000円前後のコンパクトな釣り道具とクーラーボックスを持参して、ミナミヌマエビを餌にしてハゼを釣ってみると、結構面白いものです。

 

 

増えすぎたミナミヌマエビでハゼを釣る事はできるのか?

 

飼育しているミナミヌマエビで、本当にハゼを釣る事はできるのか?、と思う方もいるかもしれませんが、ミナミヌマエビというは釣り餌としては大変優秀であり、あらゆる魚をお手軽に釣る事ができる餌になります。

釣具店にいってみると、必ずと言っていいほど、名称はブツエビとかモエビといった感じになっているかもしれませんが、釣り餌としてミナミヌマエビとスジエビが販売されていますから、実際に釣り餌として広く認知されています。

ハゼに関しても、ミナミヌマエビを餌として釣りを楽しんだ場合、ハゼがいるポイントでしたら入れ食いで食いつきますから、面白いようにハゼを釣る事が出来ますし、ミナミヌマエビは餌持ちが良い為、一匹のミナミヌマエビで複数のハゼを釣る事もできます。

よって、ご友人などで集まり、一匹のミナミヌマエビでどれだけ多くのハゼを釣りあげる事ができるかなどを競っても良いかもしれません。

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初心者の方は間違えてダボハゼを釣って持ち帰らないように注意。

 

注意点としては、ハゼがいるような場所にはダボハゼと呼ばれる黒っぽいハゼがたくさんいて、こちらのハゼは食用としては全く適していませんので、ダボハゼを沢山釣って自宅に持ち帰らないようにしないといけません。

また、ダボハゼの方が簡単に連れてしまう事から、ハゼよりも真っ先に餌に食らいつく習性がある為、あまりにダボハゼばかりが釣れる場所は移動した方が無難です。

食用として適しているのはマハゼと呼ばれているハゼの事であり、見た目が茶色っぽくいて頭は三角形で細長い体をしていますので、黒くてズングリとしたダボハゼとは容易に判別が可能です。

夏の終わりに、爆発的に増えすぎたミナミヌマエビを使って、食卓を鮮やかにしてみるのも、ミナミヌマエビの飼育者が持っている特権ですから、是非チャレンジしてみて下さい。

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