ミナミヌマエビの水槽でネイチャーアクアを目指すと自殺する?

ミナミヌマエビの飼育をする場合、最近流行りの枠なし水槽の水面ギリギリまで水を入れてADAがよくやっているネイチャーアクアリウムの様な水槽環境にしていると、ミナミヌマエビが次から次からジャンプをして、足摺岬にダイブしている状態になります。

その結果、ダイブや深夜に行われることが多いので、朝起きてみたら廊下や床に干からびたミナミヌマエビの死体がかっぱえびせんの用に転がっている状態になることもあるのですが、これは水槽にギリギリまで水を入れてしまうと発生するトラブルです。

ミナミヌマエビは通常は水槽からジャンプをして自殺をするタイプのエビではなくて、いつも水槽の底近辺でおとなしくしていることが殆どなんですけど、何かの拍子に1匹がジャンプを始めるとそれを察知した周辺のエビたちも一斉に同じ行動をします。

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ミナミヌマエビの水槽でネイチャーアクアを目指すと自殺する?

 

ミナミヌマエビは危険回避をする際に、近くのミナミヌマエビが何かしらの行動をすると、それに合わせて付近のエビたちも同じような行動をすることがありますし、全く行動をしない個体もいるのですが、これは生存率を高める本能的な行動によるものです。

全てのミナミヌマエビが常に他の個体に無関心で気にせず同じような行動をしていると子孫を広く残す前に捕食されたり災害などで全滅したりする可能性がありますが、一定の個体が全く異なる行動を取っていれば、どちらかが生き残る可能性が高くなります。

その為、ミナミヌマエビを飼育している水槽で何かミナミヌマエビが驚くことがあれば思いっきり水面からジャンプする事もあり、ネイチャーアクアリウムのような水槽にしていると、水が水面ギリギリまでありますんので、容易にジャンプが可能なのです。

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蓋を開けているサテライトでも同様の状態になることがあります。

 

サテライトの飼育でも同じで、メダカの稚魚が流されないように排水口にウールを詰めて稼働させていると、次第に水量が増えてきてサテライトから溢れそうなくらいの状態になることもありますが蓋を開けたままだとミナミヌマエビがダイブしてしまいます。

それで、先日、サテライトLの中でメダカの稚魚と一緒に飼育していたミナミヌマエビが全滅してしまったんですが、運良く引っ掛けてる水槽側にダイブをしたミナミヌマエビであれば助かったのでしょうけど、それ以外はフローリングの上で死亡確認です。

メダカの稚魚の飼育をする際にはサテライトLのフタを開けておいたほうが都合が良いことが多いので、普段からサテライトLにフタをすることは殆どないのですが、ミナミヌマエビもその中で飼育している場合は、ジャンプをすることがあるので要注意です。

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ミナミヌマエビが驚いてジャンプをする理由は人間の行動?

 

ミナミヌマエビは通常は、水槽のソイルや流木の上で、いつも何かを摘んで食べている様な行動をしているため、頻繁にジャンプをするエビではないですし、昼間の時間帯にミナミヌマエビが水槽からジャンプをして自殺している現場は中々確認出来ません。

夜行性のミナミヌマエビは深夜になると結構泳ぎまくっていることもあるのですが、その際に人が夜中にトイレなどに起きてしまって、廊下やリビングなどの水槽を設置している部屋の電気を付けた際には、ミナミヌマエビが驚いてしまうこともあります。

全てが人間の行動が影響しているわけでもありませんし、水槽優先の生活をするわけにもいきませんから、夜間の急な照明をつけたり消したり、深夜に酔っ払って電気をつけて大騒ぎをしたりなど、その後にミナミヌマエビが驚いてしまうこともあるわけです。



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