日本の寒い冬場の屋外水槽でも強い水草は浮草|質問回答

日本の冬は想像以上に寒くなりますので、水草の育成をする場合は枯れてしまうか心配になってしまう人や、実際に水草が枯れてしまって困ってしまう人もいるのですが、冬場でも枯れない頑丈な水草はありませんか?とご相談を頂きたのでその回答です。

結論ですが日本に元々自生した水草であれば、冬だろうが夏だろうが水槽の水がドブ状態になっていて、もはや植物がいきていられない状態にでもならない限り、簡単には枯れることはありませんので、日本原産の水草なら何でも育成することは出来ます。

ただ、最強の水草の部類に入るマツモに関しては、夏場は水面に浮かんでいる浮草に近い水草なんですけど、冬になると小さく縮んでしまって水槽の底に沈んでしまいますので、それを見て枯れてしまったと勘違いしてしまうこともあるので注意しましょう。

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日本の寒い冬場の屋外水槽でも強い水草は浮草|質問回答。

 

日本の水草でもマツモのように寒くなると、本当に小さく縮んでしまって水槽の底に沈んでしまいますし、夏場と冬場は日本原産の水草であっても見た目が異なる状態になる水草も多いので、枯れてしまうと勘違いしてしまうのですが、大抵は枯れていません。

見た目的に、寒い緑が少ない冬場でも水槽に水草が欲しいイメージが良いのであれば、浮草の類が最も頑丈であり、見た目も水面に浮いていることから夏場と冬場も殆ど変わらないので、個人的には浮草の育成がお薦めですが、外来種でも結構強いです。

浮草の場合、必ず水面に浮いていますので常に太陽の光を吸収できるのが利点なのか、サルビニア・ククラータ等は冬場でも大増殖をする傾向にありますから、常に緑に満ち溢れた水槽になりますし、これまで冬になって枯れたことも一度もありません。

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冬になると冬眠状態になる水草かそのまま浮かんでいる水草か?

 

水草の場合、ロタラ等のネイチャーアクアで扱われている水温にシビアな水草以外であれば、日本の寒い冬の環境でも枯れることもなく、寒くなってマツモのように萎んで小さくなって水槽の底に沈むこともありますので、やはり浮草が目立つのでお勧めです。

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これまで、ロタラを何度も屋外で育ててみたのですが、ロタラは最低水温が20度位までしか耐えれないですし、水温が30度を超えるとこれまた枯れてしまう事も多く、屋外では必ず枯れてしまう為、ロタラを屋外にて一度も越冬させたことはありません。

基本的に寒い冬場は水草だけではなくて、山やその辺の雑草を見てもわかりますが、殆どが枯れてしまったり規模を縮小して来年の春に備えて栄養を蓄えて殆ど冬眠状態になっていることも多いですから、それが出来ない浮草だとやはり分かりやすいです。

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気温0度で水槽の水面が凍結しても浮草は絶滅しないので大丈夫。

 

日本の寒い冬は気温が0度以下になることも多く、水槽の水面が凍ってしまうこともあるのですが、その場合はマツモのように小さく縮んで水槽の底に沈んでいる水草は安全圏に移動しているわけですが、このあたりも自然の不思議さを感じる部分ですね。

水槽の水面が0度以下になってしまい氷になっていると、当然浮草も氷漬けになってしまうので、そのまま枯れてしまうかと思うかもしれませんが、案外浮草は枯れずに氷が溶けたあとは何事もなかったように水面に浮かんでいますので、特に心配も不要です。

日本の場合は確かに深夜早朝に気温が氷点下になってしまって水槽の水面が凍っても、お昼までには大抵気温が高くなって氷は全て溶けてしまいますので、瞬間的に水面が凍ってしまっても、問題はありませんから自然の仕組みは本当によく出来ていますね。

また、水面が凍ってしまうのを防止するためには、水作エイトを入れてエアレーションをしておけば、水面が凍ってしまうことはありませんので、気になるならエアレーションをしておけば良いので、水心とエアチューブと水作エイトを購入しましょう。

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Updated: 2022年9月14日 — 3:15 PM