ホワイトグローブシュリンプがブームにならない理由

ミナミヌマエビを飼育していると、最初は水合わせに失敗をして全滅をしていた人でも数カ月後には繁殖させることが出来るようになり、今度はミナミヌマエビが増えすぎて困ってしまう人が多くなるくらいですし、その次はレッドビーシュリンプの飼育です。

レッドビーシュリンプはミナミヌマエビよりも若干飼育難度が高くて、価格も高くなりますのでミナミヌマエビの次に飼育を始めるエビとしては適切であり希少価値の高いホワイトグローブシュリンプのように、極端に飼育難易度が高くなることもありません。

アクアリウム初心者や中級者が飼育する淡水エビとしては、ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプが大変お勧めであり、飼育だけでなくて繁殖も慣れてくれば容易に出来ることから、実際に多くの人が愛好家として飼育と繁殖を楽しんでいるエビになります。

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ホワイトグローブシュリンプについては、水質管理が大変難しくて、いきなり初めて飼育を始めるエビとしては不適切なので、最初はミナミヌマエビの飼育から初めて次にレッドビーシュリンプの飼育と繁殖に成功した人のみにお勧めできるエビになります。

 

 

レッドビーシュリンプは見た目と飼育難易度のバランスがいい。

 

ミナミヌマエビは相変わらず価格が安くて釣り餌として格安で、ブツエビなどの名称で釣具屋でグラム売りされていたり、餌用のエビとして別途ショップで売られていたり、ホームセンターでも1匹50円位の格安価格で売られている事が多いエビになります。

その為、希少価値がまったくないと言っても過言ではなく、爆発的に繁殖をしてもそれを売却したところで殆ど換金ができないことから、ブリーダーと呼ばれている人達は換金性の高いレッドビーシュリンプを好んで飼育及び繁殖させる人が圧倒的に多いです。

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また、レッドビーシュリンプの場合、見た目が紅白模様で見た目が日本人受けする綺麗なエビであることと、適度に死んで適度に繁殖をさせることが出来るエビの為、販売する業者としても都合が良いエビですから、回転率も価格も安定して商売に乗ります。

ミナミヌマエビは残念ながら商売としてエビを繁殖させる業者としては、あまりに利益率が低いことから、メインのエビとして扱われることはありませんし、レッドビーシュリンプ専門店はあっても、ミナミヌマエビ専門店は一度も見たこともありません。

 

 

ホワイトグローブシュリンプの飼育が日本で流行らない理由。

 

ホワイトグローブシュリンプは、最初に日本に入ってきた時にはそれは大きな注目がさえていて、飽和状態になっていて価格が下がりつつある、レッドビーシュリンプに代わる商業ベースで利益が出るエビとして期待されていた綺麗なエビなのですが・・・。

見た目が淡水エビとは思えない海水エビのようなデザインをしたホワイトグローブシュリンプは数量限定で日本に入ってくることになり、エビの販売に強いペットショップ等で扱われることになったのですがその期待とは裏腹に殆どブームになりませんでした。

ホワイトグローブシュリンプが日本国内でレッドビーシュリンプのようなブームにならなかった理由はとても簡単でレッドビーシュリンプの飼育と繁殖に慣れている人でも飼育難易度がかなり高いエビであった為、飼育と繁殖を断念する人が多かったからです。

価格が高くてあまりに飼育難易度が高いホワイトグローブシュリンプの飼育を何度も失敗するよりも見た目が切れないレッドビーシュリンプの飼育を安定して行ったほうが良いことに気がついた人が圧倒的に多くて、上級者以外は断念していくことになります。

ミナミヌマエビの飼育と繁殖は簡単すぎますしレッドビーシュリンプは微妙に初心者には難しくなっていますが、それでも慣れてくるとなんとかなる楽しさがあるのでブームになっていたのですがあまりに難しいエビになると諦める選択肢の方が強くなります。

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