ペンギンの飼育をしたい相談|お勧め出来ない位の高難易度

メダカやミナミヌマエビ、更にはアジアアロワナ等、色々な水棲生物の飼育をしている人達が沢山いて、その人の飼育レベルや経験、予算などに合わせて最適な環境で適切な個体数を飼育している感じになるのでしょうけど、世の中には色々な人がいます。

例えば、大型の海水魚であるクエの飼育をしてみたいとか、ヒラメなどの飼育をしたい、アンコウなどの飼育をしたいなど、殆どプロの専門業者や水族館並みの設備が必要になる魚の飼育に興味を持つ人もいるのですが、実際は個人レベルでは難しいのです。

実際にクエを飼育してる人もいるのですけど、あの巨大な丸太のような魚を水槽で飼育する場合、120cm水槽などでは到底大きさが小さすぎて話になりませんので、温泉かプールのような巨大な水槽環境で飼育をしていますから、普通の人にはまず無理です。

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究極の水棲生物としてして飼育したくなるのはペンギン?

 

多分、カジキやクロマグロ、イルカとかクジラ、シャチなどの100%と言っても過言ではない個人レベルで飼育が不可能な魚や哺乳類を飼育したいと思う人はまず居ないでしょうけど、あの生き物なら飼育ができるのではないかと思う人もいるはずです。

あの生き物というのは、ご存知ペンギンのことであり、ペンギンと言えば大変見た目が可愛くて知能も高く、空を飛べない鳥になりますから、どこかに勝手に飛んでいくこともなくて、犬とか猫の感覚で飼育ができるのでは?と言った話ですね。

これまで、シャチとかイルカの飼育をしてみたいと話していた人は一人も見たことがありませんけど、ペンギンの飼育をしてみたいと思っている人はある程度はいるようで、その度に同じような回答をしないといけなくなるのが現状でしょうか?

 

 

ペンギンを自宅で飼育することは可能なのか?

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そもそも、自宅でペンギンを飼育することができるのかといえば、普通に可能ですし、許可を取ればライオンや狼などの飼育も可能なわけですから、国際的な条約、日本の法律で個人が飼育することを禁止されている生き物以外は大抵は飼育可能です。

ただし、あくまで法律上飼育が可能であると言った話であり、現実問題としては、メダカやミナミヌマエビを飼育することとペンギンを飼育することはあまりに次元が異なる話になりますので、結論を言えば経済的な理由で飼育は殆ど不可能になります。

ペンギンを動物園でチラッと見るだけの人は知らないかもしれませんが、ペンギンは相当な餌を毎日必要とすることや、犬や猫のような家族としてのしつけが難しいこと、当然フンの量も半端ではないこと、泳げるスペースや気温水温管理に関しても大変です。

 

 

お金が有り余っていてペンギンが大好きな人ならありだと思います。

 

早い話、水族館のペンギンコーナーを見ればわかりますが、見えないバックヤードの部分も含めて、あれに近いような環境を個人で用意して、常に維持できるくらいの経済力と有り余っている時間がないと到底飼育を続けていくことはできません。

別に1匹だけなら水族館規模の環境は必要ないだろうと思う人もいるかもしれませんし、実際にペンギンを飼育している人もいるのですが、そういった人は確実にかなりの富裕層に該当している人ですから、お金に自信がない人はペンギンはみるだけにしておいた方が無難であると言えます。

ペンギンのためだけに毎月数十万円から100万円位の予算を用意できる人がいれば、真剣にペンギンの飼育を検討しても良いのかもしれませんが、そんなにお金と時間に余裕が有る人は暇そうな国会議員以外はあまりいないのが現状ではないでしょうか?



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Updated: 2017年1月18日 — 3:02 PM