ホテイアオイが枯れる原因|赤い害虫の最後はどうなる?

初夏の開始の9月になると、先月までは順調に株分けをしながら育っていたホテイアオイがいきなり枯れてしまったり、茶色くドロドロに溶けてしまったりしている状況を見ることがあります。

その原因になっているのが、殆どの場合で、赤色のアブラムシが大量にホテイアオイに寄生して栄養分を吸い上げている状況になります。

赤色のアブラムシがホテイアオイに寄生して繁殖活動を積極的に行うことにより、その後にホテイアオイの栄養が全て吸い取られてしまい、最後には枯れてしまう状態になり、色が茶色く変色をしていくのです。

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全くメリットすら感じられない迷惑な赤いアブラムシ。

 

ホテイアオイは段々茶色く色が変わっていき、葉っぱの端っこから枯れてしまうのですが、水槽の管理者はそれを見てもなかなか赤色のアブラムシが寄生していると気がつかない為、いつの間にかホテイアオイが溶けてなくなることになります。

よくよく近いづいてホテイアオイを見れば、赤色の変なブツブツが沢山動いていますので、明らかにおかしな状況である事が分かるのですけど、普通の人はなかなかそこまで見ないですからね。

この赤いアブラムシに関して言えば、100害あって一利もありませんので、出来れば早急に駆除をした方が良いのですけど、本当に小さいので、ホテイアオイをじっくり確認しないと、ぱっと見では分からないようになっています。

 

 

共犯者はホテイアオイが大好きな運び屋のカナブン?

 

実際に観察した時は、緑色のカナブンの体に寄生していたようで、赤色のアブラムシは遠く離れた地から水槽に浮かんでいるホテイアオイまで飛翔してきて、そこで繁殖をしていたように見られましたが、他にもハエや蛾などに寄生してくるかもしれません。

カナブンは、とにかくホテイアオイが浮かんでいる水槽を好んで飛んでくる事が多いのですが、視力も昆虫特有であまり良く無いでしょうから、一体どのようにして、小さな水槽の水場を正確に識別しているのか不思議でなりません。

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その後に、カナブンは飛び去るか、その場で死んでいる事が多いのですが、ホテイアオイには赤色のアブラムシが大量に寄生して、自分たちがそこで繁殖する為だけに、徹底して栄養分を吸い取ります。

結果的にどうなるかと言えば、ホテイアオイは見るに無残にも枯れてしまって、その場でドロドロになってしまうのですが、この寄生している赤いアブラムシは水に大変弱く、水につかると死んでしまいます。

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寄生場所のホテイアオイが溶けてしまうと死んでしまう害虫?

 

笑えるような話なんですけど、カナブンの体に寄生して、新しい遠く離れたホテイアオイまで移動をして、そこで大繁殖をするのは良いのですが、加減を知らないのかホテイアオイが枯れるまでその場で繁殖をする為、結果的に、増えた赤いアブラムシも水槽からいなくなってしまいます。

間抜けとしか言えないような話なんですけど、そんな事をしていたら、遠隔地まで移動をして繁殖をしても、毎回その場で全滅をしてしまったら意味が無いのでしょうけど、赤いアブラムシは自然界なのか水槽の世界なのか判断ができないのかもしれませんね。

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水槽のホテイアオイにやってくる新しい昆虫に再度寄生している?

 

もしくは、再度ホテイアオイに飛翔してくるカナブンやハエなどの昆虫がいたら、勢いよく体のどかに寄生して、また新しい繁殖場所を目指してこっそりと水槽からいなくなっているのかもしれません。

しかし、結局のところ、赤いアブラムシがどのようになろうと、水槽のホテイアオイは枯れてしまいますので、飼育者からすればたまったものでは無いのですが、屋外に設置した水槽だと、どうしても外部からカナブンなどの虫が飛んでくる事になります。

外部から飛んでくるカナブンには、体のどこかに赤いアブラムシのような害虫が寄生しているか、くっついていると思っておいた方が無難です。

ですから、赤いアブラムシから完全にホテイアオイを守る場合は、防護ネットを設置するか、ガラス蓋などで虫が侵入できないようにする、もしくは定期的にホテイアオイを確認して、赤いアブラムシがいたらその場で駆除をするしかないようです。



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