どう見ても古代生物なブラインシュリンプ|育ててみます?

何回やっても殆ど孵化しないので、捨てると勿体ないのもあり、そのままプラケースに放置していたブラインシュリンプなのですが、現在はいつの間にか勝手に成長していて2cm位の大きさになっている個体もいるくらいです。

見た目はどう見ても半透明なゲジゲジが泳いでいるようにしか見えない為、見ていると不快感を感じる人もいるのかもしれませんが、その造形をよく見てみるとカンブリア紀のアノマロカリスに見えてくるので不思議です。

通常は餌として誕生してすぐに処分されるブラインシュリンプですから、ここまで育てたことはないので、その生体や体の構造なども全く知らないのですが、ミナミヌマエビのようなエビに近い体の構造をしている感じです。

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まあ、名称にシュリンプとついているくらいですから、科学的にもどう見てもエビなのでしょうけど、誕生した直ぐの状態(ゾエア?)を見ればただのプランクトンですからまさか、成長したらこのような姿になるとは・・・といった感じです。

 

 

餌もないのに勝手にプラケースの中で繁殖している?

 

毎回数100個から1000個以上の卵を孵化させようとしたのですが、数匹程度でしか孵化しない為、そのまま孵化していない卵も放置してプラケースに移動させていたブラインシュリンプたちなのですが、いつの間にやらそこで成長して大きくなっていたわけです。

現在の放置しているプラケースの中のブラインシュリンプの大きさは1.5cmから2cm位ですけど、多分これ以上は大きくならないのではないかと思いますし、これでもミナミヌマエビくらいはありますから十分な大きさです。

特に餌も与えず、水が蒸発したら水槽の水をそのまま追加していただけなので、海水濃度もかなり下がってきていると思うんですけど、それでも普通に成長をしているアノマロカリスのようなブラインシュリンプたちです。

それで、成長した個体だけだではなくて、つい最近誕生したばかりのような小さな個体も結構泳いでいるのが確認できましたので、多分、プラケースの中で勝手に繁殖しているのだと思うのですが、ブラインシュリンプについてはよく知らないので全くの謎です。

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ブラインシュリンプの卵を孵化させる場合、必ず強力なエアレーションが必要になり、密閉したペットボトルの中で24時間の時間をかけて孵化させるのですが、自然繁殖する際には強烈なエアレーションなどは全く必要ないのでしょうか?

プラケースの中ではエアレーションは当然のごとく、水流すら全く発生していませんので、通常ブラインシュリンプの卵を孵化させる要件を全く満たしていません。

うーん、疑問ですね・・・。

 

 

オスとメスが存在するのかお尻に噛み付いている個体が多い?

 

ブラインシュリンプについては、大きく成長させること自体想定していませんでしたので、今回初めて長期間放置していたわけですが、オスとメスが存在するのかどうか知りませんけど、ずっと相手のお尻に噛み付いているような個体が結構います。

また、卵のようなものをくっつけて泳ぎ回っている個体もいる為、多分ミナミヌマエビのようにオスとメスが存在していて、雌雄同体ではないのではないかと思うんですが、どうなんでしょうか?

シーモンキーとして商品化されて売られているのが実はブラインシュリンプなんですけど、シーモンキーとして購入するよりもブラインシュリンプとして購入したほうが圧倒的に価格が安い為、何かしらの研究をされる方はブラインシュリンプを購入したほうが良いかもしれません。

成長するとどう見ても古代生物にしか見えない成長したブラインシュリンプなんですけど、放置でも勝手にプラケースの中で繁殖しているような感じですし、餌を与えなくても活発に泳ぎ回っているようですから、飼育難易度、繁殖難易度はミナミヌマエビよりもはるかに低いのではないでしょうか?

単にソルト(塩)を水に混ぜておけば良いだけなので、興味がある人はブラインシュリンプを育てて繁殖させてみるのもミナミヌマエビに飽きそうな人にはよい気分転換になりそうな気がしないでもありません。

ブラインシュリンプの成長速度はミナミヌマエビの比でないくらい早いです・・・。



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Updated: 2016年6月27日 — 4:09 PM